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検索系】「知らなかった…」はもう卒業!AIがあなたの会社の助成金・補助金を見つけ出す“魔法の質問”*プロンプト付き

「自社でやってる事業の助成金が出るなんて、募集が終わった後に気がついてたよ!!」

「新しい事業で助成金の申請ができるか確認したいけど、どっから手をつけたらいいかわからん!!」

多くの中小企業の支援をさせていただく中で、本当によく耳にする切実な声です。

資金繰りに奮闘する経営の現場を会計のプロとして数多く見てきたからこそ 、「あと少しの資金があれば、この素晴らしい技術やサービスがもっと世に出るのに…」と、もどかしい思いをすることも少なくありませんでした。

それもそのはず、助成金・補助金はとても複雑で、調べにくいのが現実です。

目次

補助金・助成金申請は複雑でわかりにくい

プロジェクトを進める上で非常に大切になることが「資金調達」です。その中でも、補助金・助成金はもっとも大切な資金調達方法の一つです。 しかし、年度が変われば公募要領、対象要件、補助上限額などがよく変わります。また情報がバラバラで、情報をまとめて把握することも難しいことが現実です。

なぜ、補助金探しはいつも「複雑」で「分かりにくい」のか?

中小企業の成長に欠かせない資金調達、その中でも補助金・助成金は非常に強力な選択肢です。

しかし、多くの担当者が情報収集の段階でつまずいてしまいます。その理由は大きく2つあります。

  • 情報が散らばりすぎている 国や自治体のサイト、支援機関のポータル…情報が一つにまとまっておらず、「J-Net21」で広く探し、「ミラサポplus」で深く学び、「jGrants」で申請する、というように複数のサイトを渡り歩く必要があります。これでは全体像を掴むだけで一苦労です。
  • とにかく時間がない ほとんどの公募期間は1ヶ月前後と短く、やっと見つけたと思ったら「もうすぐ締切」なんてことも珍しくありません。予算が上限に達すれば、早期に終了することもあります。「知らなかった、間に合わなかった」という事態は、何としても避けたいですよね。

こうした状況は、まさに私が監査の現場で見てきた「優秀な人材やツールに投資できず、経験の浅いメンバーが多くの業務を抱え、ベテランも疲弊している」 という中小企業の現実そのものです。

補助金・助成金を探すためのプロンプト提案

以下が、そのまま使えるプロンプトのテンプレートです。活用して、助成金・補助金の獲得への第一歩として活用ください!

このテンプレートをコピーして、★★★★の部分を貴社の情報に書き換えるだけで、精度の高い回答が期待できます。

会社情報

  • 会社名:★★★★ [会社名]
  • 本店所在地: ★★★★[都道府県・市区町村]
  • 業種: ★★★★[例: 情報通信業、製造業、飲食サービス業など]
  • 企業規模: ★★★★[例: 中小企業(資本金〇〇円、従業員〇〇名)、小規模事業者、スタートアップなど]

プロジェクトの概要

  • プロジェクト名:★★★★ [プロジェクトの名称]
  • 目的・テーマ: ★★★★[例: DX推進、新製品開発、販路拡大、カーボンニュートラル対応、人材育成など]
  • 具体的な取り組み内容: ★★★★[例: 新しい会計ソフトとCRMを導入する、〇〇を製造するための機械を導入する、ECサイトを構築して海外への販売を開始する、など]
  • プロジェクトの開始時期と期間: ★★★★[例: 2025年10月から1年間]
  • プロジェクトの総予算: ★★★★[おおよその金額]
  • 資金の主な使途: ★★★★[例: 設備投資費、ソフトウェア導入費、専門家への依頼費用、広告宣伝費など]
# 指示
あなたは、日本国内の補助金・助成金制度に精通したコンサルタントです。
以下の情報を基に、私の会社が申請できる可能性のある補助金・助成金をリストアップしてください。

# 会社情報
- 会社名: ★★★★[会社名]
- 本店所在地: ★★★★[都道府県・市区町村]
- 業種:★★★★ [例: 情報通信業、製造業、飲食サービス業など]
- 企業規模:★★★★ [例: 中小企業(資本金〇〇円、従業員〇〇名)、小規模事業者、スタートアップなど]

# プロジェクトの概要
- プロジェクト名:★★★★ [プロジェクトの名称]
- 目的・テーマ:★★★★ [例: DX推進、新製品開発、販路拡大、カーボンニュートラル対応、人材育成など]
- 具体的な取り組み内容:★★★★ [例: 新しい会計ソフトとCRMを導入する、〇〇を製造するための機械を導入する、ECサイトを構築して海外への販売を開始する、など]
- プロジェクトの開始時期と期間:★★★★ [例: 2025年10月から1年間]
- プロジェクトの総予算:★★★★ [おおよその金額]
- 資金の主な使途:★★★★ [例: 設備投資費、ソフトウェア導入費、専門家への依頼費用、広告宣伝費など]
# 検索
- インターネットを使用して検索
- 中小企業ビジネス支援サイト「支援情報ヘッドライン」を活用
- 国の支援、都道府県の支援、市町村の支援も検索
# 出力要件
- 国が主体となっているもの、および会社所在地(都道府県・市区町村)が主体となっているものを両方含めてください。
- それぞれの補助金・助成金について、以下の情報を表形式でまとめてください。
  - 補助金・助成金名
  - 実施機関
  - 対象となる経費
  - 補助率・上限額
  - 現在の公募状況(公募中、公募前、終了など)
  - 公式サイトのURL

プロンプトを作成する上で必要になる情報とその理由

上記のテンプレートにも含まれていますが、なぜそれらの情報が必要なのかを理解すると、より的確なプロンプトを作成できます。

必要な情報なぜ必要か具体例
1. 会社所在地(都道府県・市区町村)最も重要です。 補助金・助成金には国レベルのものだけでなく、都道府県や市区町村が独自に実施しているものが多数存在します。所在地を限定することで、対象となる可能性のある制度を大幅に絞り込めます。「栃木県宇都宮市」に本社がある場合、栃木県や宇都宮市が実施する補助金も対象になります。
2. 業種と企業規模補助金の中には「製造業向け」「IT事業者向け」といった業種限定のものや、「中小企業限定」「小規模事業者向け」など、企業の規模によって対象が決められているものが大半を占めるためです。資本金1,000万円、従業員20名のIT企業であれば、「中小企業向けDX推進助成金」などが候補になります。
3. プロジェクトの目的・テーマ「何のための取り組みか」は、補助金の趣旨と合致するかを判断する上で中心的な要素です。「DX」「研究開発」「SDGs」「販路開拓」「雇用促進」など、キーワードを明確にすることで、AIが関連性の高い制度を見つけやすくなります。「新しい顧客管理システムを導入して営業効率を上げる」というプロジェクトは「IT導入補助金」のテーマに合致する可能性があります。
4. 具体的な取り組みと資金使途「何にお金を使うのか」が補助対象経費と合致している必要があります。例えば、「ソフトウェア購入費」は対象だが「PC本体の購入費」は対象外、といった細かい規定が多いため、具体的な使い道を伝えることが重要です。「AIチャットボットの開発を外部企業に委託する」場合、その「委託費」が対象になる補助金を探す必要があります。
5. プロジェクトの段階「これから始める」のか「既に実施中」なのかによって、対象となる補助金が異なります。新規事業の立ち上げを支援するもの、既存事業の拡大を支援するものなど、様々な種類があります。「来月から新しい設備の導入を検討している」といった情報は、これから公募が始まる補助金を探す上で有効です。

プロンプト活用のヒント

  • 一度で完璧を求めない: 最初に出力された結果が期待通りでなくても、対話形式で条件を追加・変更していくことが可能です。
    • 例:「この中で、特にITツールの導入に特化したものを詳しく教えてください。」
    • 例:「〇〇補助金の申請要件について、もっと具体的にわかりますか?」
    • 例:「◯◯年◯◯月〆切で優先的に早いものを5つ」(数が多すぎた場合)
  • 最新情報の確認: AIの知識は必ずしも最新とは限りません。提案された補助金・助成金については、必ず公式サイトのURLから最新の公募要領や期間を確認するようにしてください。
  • 専門家への相談: AIによる検索はあくまでも「可能性の発見」です。実際の申請にあたっては、社会保険労務士、中小企業診断士、行政書士などの専門家に相談することをお勧めします。

一次情報の確認

主に以下の3つを使用して検索することをお勧めします!

【広域探索フェーズ】J-net 21

自社の事業に関連しそうな支援策を幅広くリストアップする初期段階での活用。

【深掘り・戦略立案フェーズ】ミラサポplus

公式情報、採択事例、申請のコツを深く理解するために使用する。

【申請実行フェーズ】 jGrants

実際の申請手続きを行うための最終ツールとして活用する。

独立行政法人 中小企業基盤整備機構 (SMRJ)

中小企業向けの総合的な支援情報を提供。補助金、助成金、融資、セミナー、イベント情報などを網羅的に検索可能 。

・支援策の網羅性が高い。・検索条件がシンプルで使いやすい ・専門家相談など、補助金以外の支援情報も探せる

・全ての地方自治体の制度を網羅しているわけではない ・詳細な条件での絞り込み機能が限定的 ・情報の深掘りより、広範なリストアップに重点

補助金の採択率を上げる

苦労して検索し、手続きを行い、必要な書類をまとめても実際に申請が通過しなければ全ての努力が報われません。

そこで採択率を上げるための方法をまとめたブログがあるので、そちらもご招待します!

(外部リンクですが、非常によくまとまっていたためご紹介します)

(参考記事:補助金・助成金の採択率を上げるためのポイントとは?書き方のコツも解説!

まとめ

AIを「もう一人の専門家」に

今回ご紹介したプロンプトは、複雑な補助金・助成金探しの第一歩を、劇的に効率化してくれるツールです。

このプロンプトをきっかけに、AIを業務のパートナーとして活用し、これまで情報収集にかけていた時間を、より創造的な仕事に振り向けてみてください。

それが、あなたの会社の成長と、あなた自身のキャリアアップにつながる「未来への投資」 になると、私は信じています。

まずは一度、テンプレートをコピーして試すところから始めてみましょう。AIが、あなたの会社の可能性を広げる扉を開けてくれるはずです。

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